提訴準備 スキャンダル潰し狙い、報道機関に圧力か
https://www.sankei.com/affairs/news/180416/afr1804160028-n1.html

「週刊誌で記載されているようなやりとりをしたことはない」「心当たりを問われても答えようがない」。
16日に公表された福田氏の聴取結果では、自らを正当化するコメントがずらりと並び、その全てで疑惑を否定した。

 それもそのはず。福田氏に聞き取り調査を行ったのは入省年次が3つ下で、部下の矢野康治官房長だったからだ。
財務省もその点を認め、客観性を担保するために外部の弁護士に委託して調査を続けるとした。

 しかし、調査は時間稼ぎに使われる可能性もある。調査が長引けば、その間に福田氏への世論の反発や批判が収まる可能性もある。
福田氏の次官任期は通例なら長くとも6月末までだ。

財務省は、各社の女性記者に調査への協力を「お願いしたい」としたが、当の福田氏は姿すら見せなかった。
真相は、当事者である福田氏自身が全て知っているはずだ。