東京電力福島第一原発事故以降、福島県飯舘村で実施された除染事業で二〇一五年十月、汚染土壌を詰めた二重構造の除染袋(フレコンバッグ)のうち、防水機能のある内袋が閉められていないものが千袋、見つかっていた。
雨水などが浸入し、汚染水として漏れる恐れがある状態。
扱った特定業者のみの手抜きとされ、千袋を詰め直したが、当時の作業員は手抜きは他業者もやっていたと証言した。
未発見の手抜きフレコンが今も大量に放置されている可能性がある。 (坪井千隼、小沢慧一)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201801/CK2018010102000123.html