「あまり豊かじゃないけど、日本て、いい国よね」――。

北京の友人宅のパーティーで、中国人たちが何度も行った日本旅行の感想を
話していた。話に夢中で(日本人の)私が横で聞いているとは思っていない。
私にはいつも絶対、日本のいいところしか言わない。

 (あまり豊かな国じゃない、か......)

あらためて聞くと、やっぱり、ちょっとショックだった。

ではここでちょっと中国人の本音を聞いてみよう。

空港バスの荷物係が"老人"でビックリ 小柄な高齢者だらけの国、日本
「成田行きの空港バスに乗ったら、小さな白髪の老人たちが(旅行客の)
荷物を積み込んでいてビックリした!」

高齢化社会はまさに縮小社会。つまり中国人から見て、日本は小さい、歳をとった人が大量にいる国なのである。

中国は軍隊や大学の寮でもない限り、キングサイズのベッドが多い。
大陸で家も広い。
「日本人は天井の低い、虫が住むような部屋に住んでいる」
と言って、中国に帰ってしまった中国人留学生もいた。

しかし「日本は清潔と聞いていたのに、東京の地下鉄やJRの階段はなぜ古くて
汚いの?端を歩きたくない」(20代、中国人男性)という指摘には、賛成である。

「日本で会社の飲み会に参加しないほうがいい。幻滅するから。一緒に仕事をして
日本人が好きだったのに、嫌いになった」

「割り勘が細かすぎる!仕事でもやることが細かすぎて、変態の域に達している」

「日本人て、なぜあんなにすぐに初対面の人を信じるの?バカなんじゃないの?
人も思いきって騙せない。中国で仕事ができるわけがない」

「男尊女卑がすごい国。新幹線でおばあさんが席を探し、荷物をあげておじいさん
を座らせているのを見て、あれ、何?と思った」

中国で東日本大震災の映像を見ているとき、避難所で高齢女性ばかりがお給仕を
している様子が映し出され、中国の友達(男女複数)から、いっせいに
「やっぱり日本は!(男尊女卑の国だ)」と大ブーイングが上がったことがある。

http://www.huffingtonpost.jp/2017/12/24/chinese-real-voice_a_23314960/