【中国】ノーベル平和賞の劉暁波氏を仮釈放 末期の肝臓がんと診断 (c)2ch.net
http://lavender.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1498476180/

http://www.sankei.com/world/news/170626/wor1706260028-n1.html

 【北京=西見由章】2010年にノーベル平和賞を受賞した中国の民主活動家、劉暁波氏(61)が5月に肝臓がんと診断され、遼寧省錦州の刑務所から仮釈放され病院で治療を受けていることが26日わかった。劉氏の弁護人を務める莫少平氏が産経新聞に明らかにした。劉氏は中国における民主化運動の象徴的な存在で、活動家らの間では動揺と不安が広がっている。

 莫氏によると、劉氏は5月23日に末期の肝臓がんと診断された。現在、同省瀋陽の中国医科大付属病院で治療を受けているという。

 劉氏は2008年12月に中国共産党一党独裁の廃止などを求めた「08憲章」を起草したため逮捕され、国家政権転覆扇動罪に問われて09年12月、懲役11年の判決を受けた。

 獄中でのノーベル賞の受賞理由は「中国での基本的人権を求める非暴力の闘い」。劉氏は国内外の民主化運動を統合する存在であり、“将来の国家指導者”として期待も集めていた。

 文学博士の劉氏は米コロンビア大で訪問学者をしていた1989年4月、北京・天安門広場で民主化を求める学生運動の高まりを受けて帰国。6月の事件発生後には学生運動の「黒幕」として拘束、投獄された。