2018年8月9日 (木) 12:00

 今回紹介するのは、いつかやる社長さんが投稿した『【ゆっくり解説】世界の奇人・変人・偉人紹介【シモヘイヘ&白い死神】』という動画。再生回数は85万回を超え、歴史カテゴリで過去最高1位を記録しました。

 音声読み上げソフトを使用して、ユスタとベルサのふたりのキャラクターが、白い死神と呼ばれた“シモ・ヘイヘ”について解説を行います。



【ゆっくり解説】世界の奇人・変人・偉人紹介【シモヘイヘ&白い死神】


「白い死神」と呼ばれた“シモ・ヘイヘ”――もう一つの「白い死神」とは?

(画像)
左からベルサ、ユスタ。
ユスタ:

 まず彼を一言で言うなら、白い死神筆頭という所ね。

ベルサ:
 凄いスナイパーなんだよね。

ユスタ:
 そうよ。そんなヘイヘは1905年フィンランドのラウトヤルヴィという町で生まれるわ。20歳で民兵組織に加入するまでは、腕の良い猟師として生活していたわ。
このヘイヘが有名になったのは、1939年に起きた冬戦争という戦争で活躍したからね。ソ連がフィンランドを侵略するために起こした戦争よ。

ベルサ:
 起こした? どういうこと?

ユスタ:
 ソ連は戦争の大義名分を作るために自分の軍に砲撃、多くのソ連兵を殺し、それをフィンランドのせいにして戦争を起こしたの。

ベルサ:
 うわぁ。

ユスタ:
 そんな戦争に参加したシモ・ヘイヘは、後にコッラ川で伝説となるのだけど、実はこの冬戦争には、もう一つの白い死神がいたの。それはフィンランドそのものだった。

 ソ連が戦争を起こしたきっかけに「あの国いっつも侵略してんな」「流石スターリン閣下」といったコメントが寄せられました。



フィンランドがソ連相手に撤退を繰り返した本当の理由
ユスタ:
 この戦争でフィンランドは国の全てを使い、ソ連に猛威を振るったの。そして凄まじい戦力差のソ連と渡り合ったのよ。

ベルサ:
 どのくらいの戦力差があったの?

ユスタ:
 ソ連はこの戦争に兵士を45万人、戦車2380輌、航空機670機を動員させていた。一方フィンランドは兵16万人、戦車30輌、航空機130機しか出せなかった。

ベルサ:
 どう見ても負けです。本当にありがとうございました。

ユスタ:
 そう、普通に戦えば結果は火を見るより明らか。しかし、この戦争にはある最強の指揮官がいたの。フィンランドを白い死神に変え、ヘイヘ以上に敵から恐れられた人物。それが、フィンランド軍最高司令官、カール・グスタフ・エミール・マンネルヘイム将軍よ。


ユスタ:
 このマンネルヘイムは日露戦争、第一次世界大戦、フィンランド内戦と多くの戦場で戦ってきた歴戦の軍人よ。その強さは尋常じゃなかった。


ユスタ:
 そして1939年11月30日、ソ連からの空爆をきっかけにフィンランドで冬戦争が始まった。当初フィンランド側はソ連の攻撃に対して反撃せず、撤退を繰り返すの。これによりソ連はフィンランド内を次々に落としていく。

ベルサ:
 これだけの差があれば仕方ないよね。

ユスタ:
 力の差もあったのだけど、それ以上にあるものを待っていたの。そのために出来るだけ兵力を温存し、わざと敵を進ませていたのよ。そして戦闘開始から数日たった12月5日、その時はやってきた。

 フィンランドを「白い死神」に変えたマンネルヘイム将軍について、コメント欄では「超英雄」「フィンランド人の最も敬愛する人物」「軍人としてだけじゃなく政治家としてもクッソ有能」と大絶賛でした。



マイナス45度の大寒波。フィンランドの自然に殺されたソ連兵たち
     ===== 話が長いので省略 =====
全文は下記URLで
http://originalnews.nico/122146