日本への落下という最悪の事態は避けられたが、
グアム周辺へのミサイル発射計画を受けて島根、広島、愛媛、高知の4県に
地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を展開していた日本にとって裏をかかれた格好だ。

日本の弾道ミサイル防衛(BMD)は、
イージス艦搭載の海上配備型迎撃ミサイルが大気圏外で迎撃し、撃ち損じた場合、
PAC3が高度十数キロで対処する二段構え。

しかし、北海道のPAC3部隊は空自千歳基地のみで、射程は数十キロ。
イージス艦も日本全土を防護するにはBMD対応型が3隻必要だが、
現在の保有は4隻で「継続的な警戒のためにはぎりぎりの状況」(防衛庁幹部)が続く。

以下ソース:スポニチ 2017年8月30日 05:30
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/08/30/kiji/20170830s00042000011000c.html