介護職は、働けど収入で報われず。すなわち報酬が殆どなく。働く内容も人の嫌がる賎しい内容で、同じ労働者からも見下され。
人間らしい扱いを受けないにも関わらず、一生懸命、病人や障害者向き合い、時には防波堤に
なり、時には代弁者となりながら、家族やどの
地域の安定、果ては、国全体の安定の為に日夜
尽力し続けている。


終わりの見えない、次から次に発生する事象に対応し、支援を積み重ねていくという成果の見え難い活動を続けている者たちに対して、この
国は十分な報酬を与えていない。没落寸前の
地方公務員の課長級50歳でも840万を下らず、
東京都に至っては1200万円付近だのにも関わらず、社会福祉法人で550万円、建設費が助成され難い民間では450万円程度しかケア出来ない
報酬単価である。


介護職はお荷物ならば、病気を持つ老人はもっとお荷物という事になるが、お荷物にしたのは
誰だ?
貧乏と決めつけたのは誰だ?
福祉介護は安いと決めつけたのは誰だ?

なにいってんだ?そんな事いって何になるんだ?と諦めず、自らの立ち位置は自らの
力で獲得するくらいの気概を、中高年には
もってもらいたい。