岡山の障害者A型事業所、8割が経営改善「必要」

村上友里

2017年9月11日15時0分

 岡山県倉敷市にある障害者の就労継続支援A型事業所が閉鎖され、利用
者が一斉に解雇された問題で、県が所管する49のA型事業所のうち、指
定基準を満たさず、経営改善の必要がある事業所が8割を占めることがわ
かった。伊原木隆太知事が8日、9月定例県議会の代表質問で明らかに
した。

 4月に障害者総合支援法に基づく指定基準が改正され、利用者の賃金の
総額以上の事業収益を確保することなどが明記された。

 指定基準の改正を受け、国が全国の自治体に調査を要請。県が5月末〜
6月末に実施したところ、約40の事業所が基準を満たしていなかったと
いう。

 県は、事業の生産性があがらずに補助金頼みの経営をするなど、指定基
準を満たしていない事業所に対し、経営改善計画の作成を指導している。
すでに23事業所から提出を受けているという。

 伊原木知事は「今後、雇用開発助成金に依存した経営からの脱却や生産
性の向上に向け、ヒアリング調査をしたり、専門家を派遣したりする」と
述べた。

http://www.asahi.com/sp/articles/ASK9C40ZJK9CUBQU008.html

他の県も同じ様なもんだろう。A型経営指導できる専門家なんているのか?