YOMIURI ONLINE 2017年09月10日 09時37分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170910-OYT1T50024.html

宇都宮市の知的障害者支援施設で今年4月、入所していた20歳代後半の男性が
腰の骨を折るなどして一時、意識不明となっていたことが、栃木県警の捜査関係者などへの取材で分かった。

けがの状態や現場の状況などから、施設職員から暴行を受けた可能性が高いとみて、
県警は傷害事件として捜査している。

捜査関係者によると、男性は昨年8月に入所。
今年4月15日夕から体調不良となり、
翌日夜、極度の貧血で意識がもうろうとしているのを夜勤の職員が見つけ、病院に救急搬送された。

男性は腰の骨を折ったうえ、腹腔内に約1・5リットルの血液がたまるなどして意識不明となり、
その後、回復したが、全治6か月以上の重傷と診断された。
現在は東京都内で療養しているという。