高齢者の医療に疑問があります。
なぜ高齢者に公費で医療を行うのでしょうか?
例えばこんな人もいるでしょう。
認知症の老人。食事中にむせた後、呼吸苦が出現。
救急車で搬送され、誤嚥性肺炎の診断で入院。環境の変化によりせん妄となり、ふとしたことで転倒、骨折。
入院が長引き、動けないことにより認知症は悪化。やっと退院しようと思って歩いたところで突然の胸痛。
CTで肺塞栓症の診断。再度治療。CTではその他に腫瘍性病変が疑われて精査・・・・・・。
高齢者は病気のデパートとも言われるくらい、様々な異常をもっています。治療してもそれがどれだけ余命に影響を与えるのか、その後の生活の変化がその人に与える負担はどうなのか、一概に治療すればいいというわけでもないと思います。
国にしてみれば、納税者の現役世代の人達からしてみても、そのような治療のために大量の税金を投入するよりは、現役世代がより働ける環境作り、これからの世代、子供達に良い環境作りに税金を投入するべきではないでしょうか。
少なくとも私であれば、高齢になり子供達に負担を強いるくらいなら、早く死んでしまいたいと考えてしまいます。
そうまでして何故、生きようと思うのか?生かしたいと思うのか?私には理解できません。

「親に受けた恩は、子に返しなさい」
そう教えられてきました。自分は既に親から大変な恩を受けています。その恩は全て子へ返します。間違っても子の負担にだけはなりたくない。それは親から受けた恩への裏切りですから。