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東京都の都市整備局と建設局は2月21日、赤羽線(埼京線)の十条駅付近で実施する連続立体交差事業(連立事業)について、
環境影響評価書案に対して寄せられた意見に対する見解書を作成したと発表した。
都は環境影響評価の手続きを進め、早期の事業化を目指す。

この連立事業は、板橋区板橋一丁目から北区赤羽南二丁目までの約3.0kmを都市計画区間とし、
このうち北区の十条台一丁目から中十条四丁目まで約1.5kmの埼京線の線路を高架化するもの。
2015年2月から都市計画と環境影響評価の手続きが進められている。
途中にある十条駅が高架駅に変わり、6カ所の踏切が解消される。工事は仮線工法で行うことが想定されており、工事期間は約11年を予定している。

見解書によると、この連立事業では高架方式と地下方式の二つの案を検討。
「鉄道周辺の地形等の地形的条件、除却する踏切の数等の計画的条件、
事業費や事業期間等の事業的条件を総合的に比較・検討した結果、高架方式が最適案であると判断」したという。

工事期間中に列車が走る仮線は、列車騒音が現状を下回ると予測されている一方、列車振動は現状を上回ると予測されている。
これについて見解書は、ロングレールの採用などにより振動の低減に努めるとしている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170221-00000040-rps-soci
レスポンス 2/21(火) 19:00配信