ロシアンマフィアの話がつまらないのが私だけではないと
わかって 安心した

木曜日は図書館に取り寄せした ブリキの太鼓 借りに行ったのよ
20ねんぶり通算4回めの読み直しだわ
今までは 高木さんの訳で読んでて 今回はじめて池内さん訳で読んでるけど
正直 高木さんの方が酔いしれたなあ
大きなスカート で、オスカルが ブルーノに「けがれの無い紙」を買いに行かすけど
高木訳 だとずばり 「処女の紙」を買いに行かすわけ
だから、店の女が赤面したんだけど、
「けがれの無い紙」だと、変な表現だとは思うだろうけど、
赤面はしないはずなのだ
だからここは「処女の紙」とすべきで、そうじゃなきゃ面白くない
でもまあ 内容は一緒だからいいか
相変わらず 凄い話や 「大きなスカート」を文学作品の冒頭に持ってくるのが
凄い おそらく スカート重ね着の下は 下着無しだろうから
この時点で アグネスが妊娠したのが オスカルの妄想なのか
現実なのか よくわからないのも深い アグネスは否定してるし
虚 と実 幻想と妄想がわけわかんないまま イメージは膨らんでいく
シリアスに 滑稽に リアルに シュールに 崇高に 混沌と