デナーリスを迎えた北部はこんな感じか?

デナーリス不在の中、領主達が集まり話し合いが持たれる 
壇上にはジョンとサンサの姿が 
サンサの労に労いの礼を述べるジョン 
デナーリスに関してこの場でジョンに文句を言おうと立ち上がる数名の領主達
それを制し、ジョンが毅然とした態度で応じる
「夜の王は北部だけの脅威ならずウェスタロス全体の脅威
デナーリスはそれを理解し、夜の王との戦いに共に力を尽くすと約束した
今は過去のことで互いに争う時にあらず」
するとサンサが口を開く
「あなたは今や北の王。北の王はデナーリスの約束を簡単に信じるの?」
ティリオンが口を挟む
「お美しいレディが王都で経験されたことは誠に残念であるが、私は更に酷い裏切りを経験してきた
わが父タイウィンは私を憎み、裁判で私を落とし入れた
姉サーセイは私を笑いものにすることに飽き足ず死を願った
我が身を守るべき味方の騎士が私に襲いかかったこともある
しかし女王デナーリスは敵であるラニスターの私を信じ『女王の手』にしてくださった
人が人を信じられなくなった世に人は生きる価値を見出せるだろうか?これは北の王の言葉でもある
北の王が危険を承知で我々を信じると同様、我々も危険を承知でこの地に足を踏み入れた
ここにいるお歴々も北の王を信じておられるからこの地に足を留めておられるのでは?
ブランが最後に重い口を開く
「ティリオン公の言われる通り我々は互いを信じ合いひとつにならねば
夜の王は既に壁を破壊しアンバー城に向かっている。アンバー城が危ない!」
『壁が破壊』の報に触れ動揺を隠せぬ各領主
ここはひとつにまとまる以外に道はなし