『プリズン・ブレイク』に並ぶ秀作、 Netflix『ペーパー・ハウス』の中毒者が続出
https://dramanavi.net/news/2018/04/-netflix-4.php

スリル溢れるクライム・サスペンスをお探しなら、スペイン発のTVシリーズ『ペーパー・ハウス』がオススメだ。
銀行ではなく造幣所を襲撃するというユニークな現金強奪サスペンスで、肉厚なキャラクターと緊迫した展開がウリの良質なドラマになっている。
昨年12月にNetflixでシーズン1が配信されて以来、徐々に人気が高まり、今では寝食を忘れて没頭する視聴者が続出している。

本作はすでにシーズン1の全エピソードがNetflixで視聴可能となっており、4月6日(金)からはシーズン2の配信がスタートする。
配信中の13話を視聴した海外ユーザらは、Twitterで「すごくヤバい」「なんてことだ、これは素晴らしい」と絶賛しているほか、中にはのめり込みすぎて2日間寝てないという人まで現れている。
米レビューサイト「ロッテン・トマト」でも観客の満足度は89パーセントと非常に好調だ。

■一人ひとりキャラクターに込められたドラマ
本作が観客を引きつけて離さないのは、巧みなストーリー構成と肉厚なキャラクターあってのことだ。
ご都合主義で取って付けたような振る舞いをする人物はなく、一人ひとりが確固としたバックグラウンドを持ち、必要に駆られて強盗チームに加担している。
Joe誌(3月5日)では、個性豊かな登場人物を前に、視聴者として誰に味方をしようか心に決めかねるほど魅力があるとしている。お気に入りのキャラクターが見つかったと思うのもつかの間、エピソードが終盤を迎える頃には全く違った像が見えてくる展開もスリリングだ。
8人の仲間のあいだに漂う緊張や、ちょっとした亀裂が次第に大きなひび割れを生んでいく様子など、細部まで実に丹念に描かれている。
登場人物のしっかりとした動機に感服するのは、LadBible誌も同様だ。『ペーパー・ハウス』は何日も寝食を忘れて見続けたくなるタイプのドラマであり、クライム・サスペンスの名作『プリズン・ブレイク』にも勝るとも劣らない良作だと絶賛する。