STARTREK: Continuesシリーズを見てる。
いわゆるファンメイド物だがファンと言ってもプロの人なので
完成度は高い。特筆すべきはカーク役のヴィック・ミグノグナ。
彼が企画、製作、脚本まで手がけておりいわばワンマン作品なのだが
驚くべきは彼がシャトナーそっくりなのだ。かなり研究しているようで
仕草もカークのもの。作品自体の完成度もファン物の中では高く
話もオリジナルに続けているなどファンメイドならではの楽しさがある。
おなじみ鏡像世界はカークたちが帰ったところから始まるなど。
10話ほどがYouTubeに上がっているが版権者から利益を上げることを
禁じられているだろうからどうやって作っているのか不思議だ。
最終話で地球へ帰還しTMPの制服で登場するのだが本当にシャトナー
そっくりで不思議だ。

ファンメイドの中ではこれとPhazeIIシリーズがプロ級の出来栄え。
というかセットやプロップは本編で使われたとあって本物と言える。
Phaze2ではエンタープライズは改装後のA型が使われており
A型が活躍するドラマはこれだけか。

JJトレックは完全に別物だがこんな形でTOS世界が続いているのは
なんとも感慨深い。スポック役がもう少し似た俳優を使えれば完璧なんだが
VICを除くと俳優と演技力はファンメイドの弱点なのは致し方ないだろう。
セットや俳優にお金を掛けずにシナリオで勝負がTOSだった。
これらファンメイドはまさに心意気で正当な後継者なのだ。