【Netflix】The OA [無断転載禁止]©2ch.net
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NETFLIX(ネットフリックス)のオリジナルドラマ『The OA』を語るスレです。 7年以上も行方不明となっていた女性が突然、家族の元に現れた。失踪中の記憶は失われており、生来盲目だったはずの彼女は視力を取り戻していた。 映画『ザ・イースト』のクリエイター、ザル・バトマングリとブリット・マーリングのタッグで贈る、人間という存在、人と人をつなぐもの、生と死の境界線を描く衝撃作。 予告編 https://youtu.be/PUH7FQstXi4 『The OA』はNetflixにて2016年12月16日より全世界同時配信です。 まあモノの見方だよな 何の力も無く踊る事と、銃を持って他人に恐怖を与え威圧し屈服させようとする事と、果たしてどちらが滑稽か?って考えちゃうわな 自分も最後の踊りだけは唐突感あったわ。 OAの特殊能力や壮絶な体験談は、フツウに引き込まれるものがあった。だから5人が毎夜集まって話に聴き入るのも納得だし、5人が視聴者の立場を代理してるとも思った。 だけどラストで急に平凡な5人まで、OAの仲間みたいにあっち側の人になってしまったのがねぇ。視聴者置いてけぼり... でも自由を奪われるとか不自由の中で求める自由とか作品中通して出て来るべ?w >>709 置いてけぼりで良いんじゃない? 面白いと思った人が多いからシーズン2製作されるんだし、置いてかれた人は観なくて良しw 唐突にありえない事をさせて意外性を演出するのが脚本の狙いだったわけで。 そういう意味では成功しているけどその内容がね。 そうする理由も必要性もなければ効果もほとんどないというw ただ意外性を演出したいがためだけの製作者の独りよがりなクライマックスだったな。 >>712 いやー、さすが脚本の狙いまで知っている人は、言うことが違うねえ >>715 誰が見てもわかると思うけどw 意外性だけを求めたのは一目瞭然でしょ。 だな〜 最終的に踊る事を目指してストーリーは進んでたんだからなw >唐突にありえない事をさせて ではなく、一旦踊りを諦めさせといて、ありえないシチュエーションで踊らせたって事なんだよな >だけどラストで急に平凡な5人まで、OAの仲間みたいにあっち側の人になってしまった これも良く解らんな〜 OAの新しい仲間としてあっち側に行く為に毎晩踊り練習してたのになw で、結局あっちには行けなかったからこその「OA!俺も連れてってくれ!」のラストシーンじゃんw つまり踊りを練習してたから踊ったって言いたいのね。 なぜあの場面で? >>720 番組ラスト数分のクライマックスで踊らんかったらどこで踊るの? >>721 何その製作者目線w だから製作者の独りよがりだって言ってんのw なんでこれが製作者目線なのか 視聴者目線で見て、完全にクライマックスで踊る流れだと言う話なのに メタだというならそうだけど じゃあラストはアイドルのコンサート会場にすればよかったねw もう何が何だかw >>724 少なくともお前の発想よりドラマの方が面白かったわw >>725 それは申し訳ないねw もう何が何だかw >>726 何が何だかわかんないのは、お前の変な持論読まされてるおれらだよ! >>719 それは、違うでしょ あの盆踊りレッスンはOAがあっちに行く為の手伝い盆踊り あくまでもOAが行くのに彼らの盆踊りパワーが必要だったわけであり 彼らもあっちへ行く為の盆踊りではないよ その練習の成果が実り、OAは念願叶って昇天なさったw ま、また降臨するかもだけどね いやみんなで行くって話だっただろ ホーマーたちを助けるために心を通わせ一致団結して踊ることで次元の扉を開くってことじゃん けどそうなると5人じゃなきゃいけないのにOA合わせたら6人になるじゃんっていうのと、心を通わせるならあの研究者と閉じ込められた4人が心を通わせるはずないじゃんっていう矛盾が生じる気がする 乱射の時はOAは踊ってなかったのかな? 誰か納得のいく回答してくれよ。 なぜ銃乱射の現場でいきなりバカみたいに踊り出したのか? シーズン2で明らかになるかも知れない、としか言えないっす >>730 お前も振り付けを覚えて踊ってみれば、真実が見える。 結局クライマックスのおかしな行動が誰にも理解できないんだよな。 物語に深みが感じられないわけだわw 盆踊りの動作が意味することをもっと深掘りしてればな ここらへんは錬金術的な西洋に比べ、東洋の方が太極拳みたいに底は深い >>733 せっかくお前の、誰も見向きもしない無価値な愚問に答えたのに、バカ呼ばわりかよ。 罰として、近所のフードコートで踊ってこい。 最後の踊りが唐突に感じたのは、直前にベッドの下から段ボール見つけたシーンがあるから。今までの話は嘘か?と疑っている5人が、銃乱射シーンでOAを信じて踊り出すのがね。 踊ること自体が問題ではなく、踊りに持っていくストーリー展開に違和感。 ダンボールがあろうとなかろうとどうでもいいよ。 それよりいきなり踊りだしたのはなぜなの? 毎晩5人揃って練習していて、 そのメンバーが揃ったから条件反射でついつい踊っちゃったんじゃないの? 別にOA信じてとかじゃなくて、乱射で頭真っ白になっちゃって、つい脊髄反射しちゃったみたいな感じ 大体「OAを信じて」の意味がわからんw OAが踊れば助かるとでも言ったのか? カルトの教祖の言葉をバカみたく信じるのと同じ感じ すっかりOAの嘘八百に騙されて 盆踊りに何かパワーがあると信じ込まされた つまり彼らは意味も無く何かが起こるかもという期待のみで踊ったって事? なんとお粗末なプロットよ。 期待のみで踊れるか?一人はガクガク震えてたぞ?何かが乗り移ったとしか思えない。 でも結局のところ現実には何も起こらず流れ弾に当たったOAが天に召されましたって事か。 なんか色々残念ですねw 考察まとめの中の「使命を終えるとその次元では死ぬ」説ってのおもしろかったな >>746 ずっとこのスレにいるコイツが一番このドラマのこと好きだと思う >>748 批判ばっかのくせにずっと居座ってるんだもんな 続編気になって仕方がないんだろう 過去の書き込みをみると、哀れなほどの構ってちゃんと分かる。 斜に構えた空っぽ発言なんてやめて、素直に楽しんどけよ。 批判野郎を責めたら、過疎化しちゃったよ! やっぱりやつが1人でスレを埋めていたようだ。もう怒らないから、帰っておいで >>753 もう飽きちゃったよ 信者が顔真っ赤にしてガンガン言い返してきた頃は楽しかったけどなw 「賛否両論のnetflix海外ドラマ『THE OA』は8時間に渡る壮大な「踏み絵」だ」 http://realsound.jp/movie/2017/03/post-4399.html 2017年3月15日 ■ 小杉俊介 弁護士、ライター。音楽雑誌の編集、出版営業を経て弁護士に。 Netflix配信中の『the OA』は、物語の最後の最後、高校のカフェテリアでのシーンのためだけに全8話があるようなドラマだ。そのクライマックス がまさに奇跡のようなシーンであることによって初めて作品として成立するという、危うい綱渡りの上に成り立っているドラマだ。 このクライマックスは、シーン自体の出来が奇跡的であると同時に、このシーン自体が「奇跡」そのものを描こうとしているという、二重の意味で 奇跡のようなシーンだ。そして、それまでのドラマの積み重ねを共に体験した上で見ると、この二重の試みは奇跡的に成功している。 評価は賛否両論のようだが、賛と非が別れる理由も、もちろん好き嫌いはあるが、それ以前にその極端にバランスを欠いた構成ゆえ、という部分が 大きいんじゃないか。クライマックスのシーンに向かういわば前振り部分だけ取って評価すれば、正直いくらでも貶しようはある。「いつまで経っても 主人公が話しているだけ」「その内容も矛盾だらけ」「監禁部屋のシーンばかりで単調」「スピリチュアルっぽい」等々。 圧倒的な「賛」の立場から見ても、正直に言って「非」の意見もよく分かる。でも、そこを乗り越えて何とかクライマックスまで辿りつけば 話の粗も、矛盾も、退屈さすら、実はクライマックスのための壮大な準備だったことを体感できるはずだ。 7年前、突如消息を絶った主人公がまた突如現れ、田舎町の養父母の元に帰ってくる。盲目だったはずの彼女はなぜか目が見えるようになっていた。 そして、主人公は町はずれの空き家に、それぞれ事情を抱えた4人の高校生と1人の中年女性教師を集め、空白の7年間について語り出す。自分は仲間 と共に地下室に監禁され、臨死体験を研究するマッドサイエンティストの実験台になっていたというのだ。主人公の話はにわかに信じがたい内容だった が、5人は次第に引き込まれていく……というのが、『the OA』の大まかな筋になる。 でも、実際にドラマを見て戸惑う人も多いはずだ。この筋だけ聞けば、主人公の話に影響を受けた5人が現実の世界で具体的なアクションを起こす ことを予期するのが普通だと思うが、5人はいつまでも車座になって話を聞いているだけで、胸躍る冒険なんかいっこうに始まらないのだ。 しかも、その主人公の話の内容もどこまで信じていいのかよく分からない。主人公の回想のはずなのに、主人公がいないはずの場面が平気で出てくる。 ずっと監禁されていたはずなのに、なぜかキューバでロケされた場面まであるのだ。そもそも、目が見えなかった頃の話を堂々と映像で回想する、という 神経からして凄い。臨死体験の場面で出てくる謎の女性のバンドTシャツっぽいうさんくさい服装もどうかしている。だいたい、その女性の名前からして 「カトゥーン」=漫画だ。時代を画した『LOST』のような、大きな謎で強引に興味を引っ張るTVドラマに意図的に似せて作られている。 さらに、同じくネットフリックス配信で全8話構成の超常現象を扱ったドラマだから、超ヒット作『ストレンジャー・シングス』をつい重ねて見て しまう、という視聴者心理もあざとく利用して、話への興味を繋ぎとめようともしている。主人公の謎の女性=OAは、『ストレンジャー・シングスの イレブンと同じく不思議な力を使うと鼻血を流す。高校生のうちの1人が自宅でマリファナを吸いながら『ストレンジャー・シングス』を見る場面まで あるのだ。 でも、こういった先入観から来る期待は見事に裏切られることになる。主人公の話の謎に合理的な説明がつくことはないし、『ストレンジャー・シング ス』のような冒険活劇が始まることはない。この物語の目的はもっと別のところにある。 その目的とは何か。それを一言で言えば、「奇跡」であり、「奇跡を信じること」だ。奇跡を信じ、それを実践することだ。それを映像として具体的 に形にすることだ。 宗教的に聞こえるなら、まさにその通りとしか言いようがない。主演ブリット・マーリングと監督ザル・バトマングリのコンビは、この物語を通じて 彼らなりの宗教的ヴィジョンを伝えようとしている。このコンビの特異性は、これまでの作品でもずっと同じ宗教的ヴィジョンを描こうとし続けている ことだ。『the OA』はその到達点だ。 このドラマについて、ニューエイジとかスピリチュアルっぽい、つまりうさんくさい匂いを感じる人は多いと思う。それもその通りとしか言いようが ないが、このドラマはもっと根本まで踏み込んでいく。乱暴に言ってしまえば、ここで示されている宗教的ヴィジョンは、新興宗教よりもむしろ信仰と 実践を重んじる伝統宗教、具体的にはカトリックのそれによく似ている。 キリスト教徒とは単に神の実在を信じる人のことではない。神の子であるイエス・キリストが十字架にかけられ死んだのち、復活したということを そのまま信じる人のことだ。さらに言えば、奇跡の実在を信じる人のことだ。そして、盲人の目を癒した、というのもキリストが行ったとされる奇跡の 中の一つでもある。 つまり、主人公が語る話を信じるかどうかは、ほとんどそのまま「信仰」の問題だ。極論を言えば、このドラマのほとんどの部分を占める回想パート の破綻・矛盾・嘘くささは、それでもこの話を信じ最後までついてこられるかどうか、という「踏絵」なのだ。OAの話を聞いている5人と共に、視聴者 も「踏絵」を突きつけられている。 このドラマの真の凄さはそのさらに奥、「踏絵」を踏まず信仰を貫いた先に何があるのか、という点を蛮勇をふるって映像で具体的に示したことだ。 それが、冒頭に挙げたクライマックスのカフェテリアのシーンだ。 ※次ページより、ネタバレ要素を含みます。 「奇跡を信じる心が、俗世のど真ん中で新たな奇跡を起こす」 ネタバレになってしまうが、「銃撃犯を前にした5人がOAから習った変なダンスを踊る」だけのシーンが、なぜこんなにも感動的なのか。それは そのダンスを実践する地点に至るまでにいかに5人の信仰が試されたかを知っているからであり、もっと言えば5人と共に視聴者もその試練を体験した からであり、その直前にはOAの話が作り話だったという決定的証拠を突きつけられているからであり、その中でも最後に奇跡を信じる意思が勝ったという ことが形になって示されているからだ。奇跡を信じる心が、俗世のど真ん中で新たな奇跡を起こしているからだ。 現実ならざる虚構=表現全般の役割は、究極的には、この現実に風穴を開けてくれることだ。一時の夢を見せることで現実生活を生きやすくしてくれる だけに留まらず、偶然の誕生に始まり必然の死で終わるこの現実から抜け出せる可能性を示すことだ。そして、現実そのものを意味あるものに塗り替えて しまうことだ。 このドラマの制作者の2人は、現実を塗り替える表現を作り出すことに誰よりも真剣で、そして、その表現によって自分たち自身が誰よりも真剣に 救われたがっている。何よりの美点は、連続ドラマといういわば俗世そのもののようなメディアのど真ん中にいても、自分たちは救われたいんだ という欲望を隠そうとしないことだ。そこが彼らの特別なところだと思う。 5人の「信者」の背景が描き切れていないなど、欠点がないわけじゃない。でも、志の高さという美点がそれを完全に上回っているし、クライマックス のシーンではそのヴィジョンを具体的に映像にすることに成功している。 何よりも、一定以上のクオリティーを備えた映画もドラマも溢れかえり、視聴者の時間を奪い合っている現代にあって、8時間のドラマを一気見すると いう行為にこれだけ「意味」を持たせているドラマは滅多にない。『the OA』は、見る「意味」のある稀有なドラマだ。 >>761 この人、カフェテリアのシーンをこのスレで熱く書き込んでる人の中の1人っぽい 長々と読ませてもらったけど、 クサ過ぎてw クライマックス、奇跡なんて起きてないじゃん 特定の評論家の批評を紹介するならURLだけにして、全文コピペやめて。 しかも長文なのにThe OAの作品の魅力がよく分からん駄文だし。 むしろ最後に奇跡が起こっていればここまで叩かれる事もなかっただろう。 そういうところには脚本の不甲斐なさしか感じられない。 突き抜けたプロットが書きたいけど勇気がなくてこじんまりしちゃった感じ。 あ〜見終わった〜楽しかった! シーズン2あるのかな?w >>762 俺はカフェテリアのシーンをこのスレで熱く書き込んでる人の中の1人だけどw 俺は奇跡云々じゃないんだよな〜 OAの体験が妄想でも嘘でも良いんだよな 単に5人の共有意識というかな むしろ奇跡が起きなかったから良かったと思 うんだよな 金や交際相手に困らなくても、友情とか家族愛に飢えてる人にウケてるみたいね 見終わったぞー! マッドサイエンティストがOAだけ生かしてたのは死んで欲しくなかったからで最後は死ねたってことやねんな。 みんなで殴り込みにでも行くんやと勘違いしてたわ 金や交際相手に困ってないし友情と家族愛には飢えてる自分にはクソドラマでしたー 時間かえせやー 真剣に観たら負け 脚本作りながら撮っているドラマです. 「何話分作れ」 「回想シーンで引っぱれ」 「オキニの男子高校生の尻で視聴率上げよう」 「いっそ曼陀羅のインドの神様登場させよっか?それいいね」 「続編可能性出てきたからエンディングは曖昧にしとこう。2シーズンの構想これからだから」 >>773 負けと思うならそもそも見なくていいんじゃねw ここにも張り付かなくていいよw >>773 何話分作れ、とか決めないドラマなんてあるのwww おっと、そもそもこの人の書き込み自体、「真剣に見たら負け」だわな。 乗せられてしまっただーww >>776 いやいや、熱心に粘着してるあんたが最大の信者だからww あんたに比べたら、ほか全員は、単なる視聴者だわ ラストのカフェテリアで ホラ話でも真実でもどうでもよくなるよな シーズン2楽しみです つか、カフェテリアの出来事全体が夢で、シーズン2はプレーリー(OA)がその夢から覚めたところから始まるのもあるで まじ2期待ちきれないからいつからやるのかだけでも教えてもらいたい どうせ無料期間中に見た乞食レスだろ ほっとけ 俺は4kで見てる金持ちだから おれなんて、iPhone7 Red で観てるスーパー金持ちだぞ! S2はいつ開始なのかが判明するのはいつなんだよ もう待ちきれねえべや じゃあ、SCのフードコートか学食でオフ会だな。 何やるかは、分かってるな?ww あれはコンテンポラリーダンスって言うんじゃなかったかな? 日本語では創作ダンスになるのかな? とにかくあのシーンは全米がビックリして状況の把握で精一杯だったはず。 俺も???って感じだったし、時間を返して欲しいって思ってる それでも気になって、こんなスレで書き込みまでするとはねww ほら、もっと「ダンスpgr」とか、「信者顔真っ赤www」とか書き込んで、S2開始までに、2スレ目突入させておいてよ。 このスレの伸びは、最大の信者であるお前にかかってるんだから。 【Netflix】13の理由/13 Reasons Why [無断転載禁止]©2ch.net・ http://potato.2ch.net/test/read.cgi/tv2/1490945323/ Netflixドラマ「The OA」は、「この週末にぶっ続けで観るべき」2月11日 http://wired.jp/2017/02/11/netflix-the-oa-review-binge/ 少女失踪の謎と多次元トラベルを軸にしたNetflixの新作SFドラマ「The OA」。 「臨死体験」や「死後の世界」などのテーマを扱いながら、謎が謎を呼ぶスリリングな展開で視聴者を釘付けにする The OA | Official Trailer [HD] | Netflix https://youtu.be/DvHJtez2IlY 「どうやって終わるか、知りたいと思わない?」 NetflixのSFドラマ「The OA」の導入部分において、姿の見えない誰かがこう尋ねる。 これは、まさに適切な問いだ。少女失踪の謎を縦糸に、多次元トラベルを横糸にした全8話のThe OAは、ストーリーが意外な方向に急展開する。 登場人物が真実を明かし、1話ごとに視聴者をさらに引き込む構成だ[2017年2月9日、公式Twitterアカウントではシーズン2のスタートが 告げられている]。同時に、この問いは、「物語を語るという物語」という側面をもつこのドラマにふさわしい質問でもある。物語を聞く者たち が心を通わせて結びついていく。自分では見ていないことなのに、そこに現出する物語の世界。細かいことが気になってしまう、物語特有のあり方…。 このようにいろいろなことを深く考えさせるドラマだが、マッドサイエンティストや秘密の部屋が登場するC級スプラッター映画的なスリラーでもある。 すばらしいところもあれば、まったくばかげたところもある。それでも、The OAの世界をさらに探りたくならずにはいられない。 >>798 以下、The OAについて書くことは、ほぼすべてネタバレになると思われるので注意してほしい(実際Netflixは、この番組を「年末のサプライズ」 扱いし、謎めいた予告編=文頭に掲載 を公開した程度にすぎない)。ただ、本シーズンは最初のうち、主人公プレイリー・ジョンソンの帰還を中心 に話が進むことくらいは、書いても大丈夫だろう(なお、プレイリーを演じるブリット・マーリングは、ザル・バトマングリッジ監督とともに本作 では制作も手がけている)。 米国中西部にある自宅から失踪した盲目の少女プレイリーが、失踪から7年後、放心状態で橋の上に現れる。両親の元に戻されるのだが、両親は 20代になった娘が昔とは変わってしまっていることにすぐに気付く。たとえば、背中には奇妙なアザがある。自分のことを「OA」と呼ぶよう主張する。 そして、目が見えるようにもなっている。 いかにも精神的ショックを受けたと思われるようなぎこちない様子のプレイリーは、陰気な街マクマンションヴィルで、隣人たちから好奇の目で見られ る。だが、そのうちの数人──孤独で自信なさげな高校の女性教師や、麻薬取引に手を染める愚かな隣人などが、プレイリーに惹きつけられて仲間に なる(なお、高校教師を演じるのはドラマ「The Office」にも出演した女優フィリス・スミス、愚かな隣人を演じるのは俳優パトリック・ギブソンだ)。 彼ら隣人たちは、何年も前から近くに住んでいたのに、最近になってようやく互いのことを知り始めた、という設定だ。彼らは、問題を抱えたほかの 隣人たちととともに、毎晩空き家で会い、ろうそくで照らされた屋根裏部屋で、プレイリーから失踪中の7年間の話を聞く。 このドラマのもつ驚きの展開は、半ば滑稽なものもあるが、体験する価値がある。真顔のままで説明するのは難しい。この作品では、ニューエイジ的な 真面目さが、非常に間抜けなかたちで顕在化しているところがあるのだ。米国のテレビ番組の総集編はたいていの場合、まったくの言葉足らずだが それすら目もくらむようなハイレヴェルな番組に思えるほど、The OAには論理性が欠如している。シーズン最終話は、問題が多すぎてとくに困惑させられる。 >>799 それでも、監督のバトマングリッジと制作のマーリングは、(2人は、『Sound of My Voice』や『ザ・イースト』といった野心的なスリラー系 インディー映画でもタッグを組んできた)、勢いを保ちながらストーリーを展開させ続ける。ただし時おり、ハイになりすぎて 米新宗教サイエントロジーの創始者であるSF作家L・ロン・ハバードを彷彿とさせる雰囲気にもなる。 The OAは、刺激的な作品だ。形而上学とメロドラマが、奇妙に、そして明らかに斬新なかたちでミックスしているのを観るのは、単純に楽しい。 シリーズもののテレビ番組を観て、「なるほど。超難解なカルト的SF映画『プライマー』で知られるシェーン・カールス監督が、ヨガをしながら 映画『羊たちの沈黙』を制作したような作品だな」などと最後に思ったのは、一体いつだっただろう? The OAは、そのヒロインと同じように、風変わりであり、かつ人を惹きつける作品だ。制作者は、1時間ドラマのおきまりのパターンを大事にしながら この世界の相互次元性や人生の相互のつながりなど、あらゆる壮大な概念を吹き込むことに成功している。それは完璧なテレビ番組になるとは 限らないが、かなりすばらしい物語にはなっている。 なんでハイなSFでサイエントロジーのオッサンが彷彿とさせられるんだ?? SFなんてイカれてないと面白くないだろ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる