肉的(にくてき)

肉とは罪性の原理のことで、その原理に支配されているあり方を言う。

罪に縛られているということですね。肉体のことばかり考えている、という単純なことではありません。
しばしば「肉的」というと「現世のことばかり考えていて永遠な霊のことを考えていない様」を表すように使われますが、聖書における肉には否定的な意味合いはそれほどなく、霊との対比という点でよく用いられます。霊を尊く扱うあまりに、肉に対して扱いが悪くなっているのが残念に思えます。
肉も神が創造したものであり、肉も尊く扱うべきです。

肉的というのは、アダム以後、罪ある体がその生き方や考えを罪の方向に傾けるのでその誘惑に陥る状態です。キリストにつながって霊的に変化しなければなりません