>>344

Q. あなたは著名人を叩くか?

著名人というのは、見られる立場であると同時に『批評』される立場であるとも思っている。
だから僕は著名人を“批評”するし、僕が著名人であれば“批評”される覚悟は出来ている。
僕を批評する人の中には誹謗中傷があるかも知れないが、僕自身は誹謗中傷ではなく、あくまで正当な批評・感想というものを心がけていきたいと思う。
でも、悪い批評に関してはソフトにさりげなく少なめにシンプルにという事も心がけたいかな。
というのは、この前、沢山の著名人たちが検察庁改正法案に対して攻撃的なツイートをしているのを見て、あまり良い気持ちにならなかったからだ。
元々、政治に首を突っ込んだ発言はしない方針でいたけど、僕の中でそれはより明確なものになったし
著名人が何かに対して攻撃的になるのはファンタジー性を損なうものだなと感じたものだ。

海外はどうか知らないけれど、日本人は著名人に関して一種のファンタジー性を感じている傾向がある。
おとぎの国のキャラクターみたいなね。
だから、政治に首を突っ込んだりとか、誰かを攻撃したりとか、あまり人間のリアルな側面を出すと冷めてしまうものなんだ。
漫画創作の面だけでなく、人間性という面でもフェーズを変えていきたいと思う。