「ありがとう 今本当の魔法を伝えるために歌うから」
「『ここ』で巡り会えた」
「ずっと大好きな君に」
ここは、アニメなのに動かさない、アニメだからこそあえて動かさないという常識を逆手にとった演出手法が取られている。
当然だが作画班が力尽きたわけじゃない。
劇中ライブの演出としても「ここはアイドルが動かずに歌う」という方針が取られており、現実と虚構の高度なシンクロニティが見られる。
実際のライブでも、バラードやクライマックスではあえて踊らず演者が歌のみに集中する演出が選ばれることがある。ここがそれと同じだ。
ビジュアルでも、ダンスでもなく、この瞬間は歌声に全ての気持ちを乗せて伝えようとしている。
アニメの中の観客に、そして、アニメを見ている全ての視聴者に。
つまりここがこのステージの一番重要な、監督が伝えたい場面なのである。
http://i.imgur.com/0FTpSOo.jpg

信者レベルカンストするとこれくらい余裕になる