もし、もう一本掘るとすれば?

・新幹線規格である現青函は新幹線専用あるいは、カートレインとの併用にとどめ、
新たに掘るトンネルは、より低規格でも通過可能な在来線専用トンネルとする。

・海底部の建設には現トンネルの作業坑、先進導坑を活用を検討する。

・ルートは在来線で構想していたときのルートを踏襲し、
海底区間は現トンネルに平行する全長約36km。

・併せて、在来線向け新アプローチ線および、津軽・江差線の複線化等の改良。

地質調査の資料が既にあることや、青函トンネルよりも一回り小さい在来線断面で良いこと、
トンネル全長も短くて済むこともあり、費用の上でも、工期の上でも有利になる。
在来線改良を含めても本体5000億+改良1000億、計6000億の整備費と、
約15年の工期で完成できるものと想像される。

これらによって、完全な新在分離が可能になり、新幹線の制限が取り払われ、
速度制限、線路容量も現行新幹線並に拡大する。
また、在来線貨物にも増発余力が生まれ、ダイヤの制限もほぼ解消する。
ついでだが、寝台列車も存続できるだろう。

妄想も現実的に検討すればこんな感じだね。