0022情報発信元:七七四通信社
2018/06/05(火) 15:26:55.21ID:0J+y1Y6A夫を早く解放してほしい』と私が訴えた際も、入管職員に『あなたには関係ない』と言われました。
私は妻です。どうして、『関係ない』などと言われないといけないのでしょうか」あまりに理不尽な東京入管の対応は、
精神を蝕み始めている。今年3月、2度目の仮放免が却下された後、自殺を試みて首や腕、腹などを切り刻んだ。
「鉛筆削りの刃を取り出し、それで上半身を切り刻んでしまったのです。刃が小さかったので、死ぬまでには至りませんでしたが、
それでも傷はかなり深く、右腕は7針も縫いました。2回目の仮放免申請が却下されてから夫は精神的に不安定になり、
睡眠障害に悩まされるようになりました。入管側も夫を心療内科に連れていって診察させたのですが、
精神安定剤を飲まされるだけ。なぜ、そんな状態になるまで彼を収容し続けるのでしょうか」
入管側の暴力もIさんを苦しめている。「私に夫が入管の収容施設から電話した時のことなのですが、
『共用スペースから雑居房に戻る時間だ』と電話の最中に受話器を取り上げられました。夫が抗議すると、
大勢の入管職員が一斉に夫に飛びかかり、床に叩き伏せたのです。何人もの入管職員に体の上に乗られ、
窒息しかけたと言っています。後日に面会した時、夫の顔に大きなアザがあって痛々しかったです」
どうして東京入管は、ここまで理不尽な対応をするのか。東京入管は被収容者の訴えに関するメディア関係者の問い合わせに対し、
「個別の事案にはお答えしない」と、明確な回答は一切しない。「難民申請者に対しては、日本人と結婚していてもなかなか法務省が在留資格認定証明書を出しません」と言う。
「日本人と正式に結婚しているのに入管施設に収容されてしまうことが、私が知る限りでも何例もあります。
しかも、入管の対応に抗議する配偶者に対して『滞在資格がないのだから、別れたほうがいい』
『どうしても一緒にいたいなら、日本を出て外国で暮らせばいい』といった暴言を投げつけることすらすらあります」
法務省および入管の対応は、まるで「難民申請者と結婚したこと自体が罪」と言わんばかりのものだ。
だが、難民申請者に対してはもちろんのこと、日本人の配偶者にとっても、これは重大な人権侵害であることは間違いない。