10/3(火) 22:18配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171003-00010002-khbv-l04

味と香り、色が審査のポイントです。3日、仙台市青葉区で、仙台味噌の鑑評会が行われました。今年で65回目で、宮城県内の31社から74点の仙台味噌が出品されました。

審査するのは大学教授や味噌メーカーの技能士で構成された審査員17人です。糸井文菜アナウンサー「今、審査員の皆さんによって審査が行われています。会場は、お皿を置く音が響くほど非常に静かで、真剣なムードが漂っています」。

審査のポイントは仙台味噌の特徴である鮮やかな赤みが出ているかや滑らかさ旨みや甘みなど、味のバランスがとれているかなどです。

東北大学大学院農学研究科の阿部敬悦教授は「今年の仙台味噌は夏場の気温が雨もあって低かったこともあり、味噌にとっては温度が低い方が管理しやすいので非常に色などがコントロールされて、非常に良い色つやに仕上がっている味噌が多かった」と話しました。

審査は3次審査まで行われ、15社の仙台味噌が入賞しました。

4日には醤油の部の鑑評会が行われます。