・過去のサスペンドで具体的証拠が提示された前例はなく、渡辺のケースが特例というわけではない

・具体的根拠を公開しない指針の理由はジャッジ公式アカウントより明言されており、今回の裁定も指針に沿った適切な運用である

・「故意の違反」に量刑の規定はなく、今回のサスペンドが特別に長いわけではない

・渡辺は過去に「サスペンド明けプレイヤーがイカサマをしているかどうかは判らないが怖い。故意の違反のサスペンドは5年程度にすべき。」と発言した

・ジャッジが不正の確信を得られないとき、不正の発見を告げずにデッキを返却して「泳がせる」行為が最も適切な行動であるとする内容が、ジャッジ行動指針に記されている

・渡辺は「気分転換」のためにスリーブを交換したと発言しているが、交換直前の試合に敗北している

・デッキは下記の状態であった
 状態1. デッキ75枚中、トロン12枚だけが折れていた
 状態2. トロンの種類ごとに偏った角が折れていた
 状態3. トロン12枚全ての残りの3つの角は全く折れていなかった

・渡辺はこれらの状態が「サーチにより自然に生じた」とする見解を表明したが、渡辺の見解では状態1に対してしか合理的説明が付けられない

・状態2、状態3の組み合わせが渡辺の見解どおり自然に発生する確率は、宝くじ一等7億が二回連続で当たる確率(1/400000000000000)を下回る

・渡辺は「デッキを特定の向きで置いていた」旨の虚偽の証言をした

・渡辺は「IDが確定していた」旨の虚偽の証言をした

・Twitterで渡辺が憔悴をアピールしていた期間、実際には事件直後から「菊名の底辺」という裏アカウントが作成されており、活発なやり取りが行われていた

・後日、渡辺は「(プロツアーを)流石に見る気にはならない」と発言したが、配信には渡辺のアカウントが参加していた

・証拠開示を求める署名活動が行われたが、わずか1500人すら未達成のまま、おそらく提出もされていない

・サイゲームスは再調査を検討する旨を発表したが、その後現在に至るまで再調査実施の是非を発表していない