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D.奴隷に家族を持たせた場合の経済的非合理性
奴隷の供給を勝ち戦という非合理な政治的要因に依存させないようにするためには、奴隷に家族を持つことを許し、
奴隷階級自身が奴隷階級を再生産するように仕向けることが必要である。奴隷たちに子供を産ませるのだ。
ところが、状況がそれを許さない。というのは、奴隷に家族を持つことを許した場合、その妻や子供の養育費という無用な負担がもれなくついてくるからだ。しかし、このような負担を許容できるほど「奴隷資本」が安くはないことは@で述べた。
奴隷を完全に経済合理的に利用するためには、奴隷たちに家族を持たせてはならないのである。

反論D
勝ち戦という非合理な政治的要因 ⇒ 国防、耕地の拡張、労働力の無償確保が一体化した勝ち戦は超合理的である ⇒ 主張は破綻確定
奴隷階級自身が奴隷階級を再生産するように仕向けることが必要 ⇒ 奴隷が不足しない限りは不要 ⇒ 主張は破綻確定
「奴隷資本」が安くはない ⇒ 常に侵略を継続するBで「奴隷資本」を安く抑えることが可能 ⇒ 主張は破綻確定
なお、奴隷が不足するほどにまで領土の拡大を終えた状況では充分に経済が潤っており、奴隷の養殖経費は容易に捻出できる ⇒ 主張は破綻確定
流石は発表1909年であり、基盤とする知識が旧いヴェーバーの主張は現代に通用しないことが明白。
言うまでも無く『 スイーツ戦記アルスラーン 』でも奴隷制のメリットは前述の通り何ら否定できてない。
ほぃ、サクッと論破完〜了!ww(クス


E.営舎方式の非合理的合理性
従って奴隷を完全に経済合理的な仕方で「資本主義的」に用いる道はただ一つ、法的にも事実においても奴隷たちに家族を持つことを許さず、鎖でつなぎ鞭で打ちながら残酷に酷使する営舎方式だけである。
だが、言うまでもなくこの方式は、「奴隷資本」の消耗を加速させ、A彼らの死亡率を高めたし、Cで述べた奴隷供給の政治的依存度を強め、その非合理性をますます高めることにつながった。

反論E
死亡率を高めた ⇒ 反論Aで主張は破綻確定
奴隷供給の政治的依存度 ⇒ 反論Dで主張は破綻確定
「奴隷資本」の消耗を加速させ ⇒ そもそも「奴隷資本」は消耗のみに特化させてるからこそ効率が高い
その根拠として、奴隷ではない労働力は10年以上の養育を要すのに比べ奴隷制は其のコストを払わず労働力を確保できる点と、社会保障コストや労働環境調整コストをも削れる点が挙げられる ⇒ 消耗こそ圧倒的に合理的効率的であり、主張は破綻確定
流石は発表1909年であり、基盤とする知識が旧いヴェーバーの主張は現代に通用しないことが明白。
言うまでも無く『 スイーツ戦記アルスラーン 』でも奴隷制のメリットは前述の通り何ら否定できてない。
ほぃ、サクッと論破完〜了!ww(クス