■“24才以下男性では、好きなテレビ番組「バラエティ」の次に「アニメ」がランクイン”

年代・性別でみると、10年前の24才以下の男性では、「バラエティ」に次いで、「スポーツ」「映画」「音楽」などが続いていたんだけど、
現在では「アニメ」が2位。「バラエティ」「スポーツ」「音楽」が15pt以上ダウンしているの。(図2)
25-29才においても、「アニメ」が20pt以上上昇しているわ。
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■“若者女性でも10年前から伸びているのは「アニメ」”

若者女性も男性同様に、大きく伸びているのは「アニメ」ね。上位番組では「音楽」「現代ドラマ」が約10ptダウンしているわ。
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◇若者の中でアニメの視聴は一般化

若者の好きなテレビ番組を10年前と比較すると、男女ともに「アニメ」が大きく上昇した一方で、
「バラエティ」「音楽」「スポーツ」が低下するなど、テレビ番組に対する好みが10年間で変化していることがわかるわね。

10年前と比較して、深夜帯を中心とした大人向けのアニメ作品も増加しているわ。
動画サイトの普及も重なって、気軽にアニメを観られる環境が整ってきたわよね。
これらの要因により、以前はオタクカルチャーとして扱われてきたアニメを視聴することが若者の間ではより一般化していることが分かってきたの。


◇基本欲求構造から生活者をパターン化で分析すると…

今回、年代・性別だけでなく、12の基本欲求の反応から生活者を9つのパターンに分類し、分析を行ったの。
その結果、トレンドの先端にいる群では、好きなテレビ番組で「バラエティ」と回答する割合が2010年から2015年にかけて大きく低下していることが明らかになったの。
ネット動画で旬を追いかけられる環境に加えて、テレビ業界の自主規制の風潮もあって、現在のバラエティ番組は若者の先端層の心をつかむことが出来ていないみたいね。
http://www.jiji.com/jc/article?k=000000038.000011405