>>581でも的外れなこと言ってたんだなw
まず歴史とはその事件を自分の目で見に行くことはできないから現存する資料から推測するしかない
証拠資料が多いほど信憑性は高まる仕組み
例えば欠史八代の諸天皇方は複数の理由で実在しなかったとする説が強かったが
その一つが記録から読み取れる年齢が100歳を超える人がいることと
功績が記録されていないという理由
前者は市井の研究家により現存する資料を全て確認して一年の前半のみの記録しかない年と後半のみの記録しかない年が交互に続いていることを発見した
これから推測されるのは、その時代は春秋制で一年が今の半分しかない春の年と冬の年で成っていたのではないかということ
資料の記述をそのまま読んだらそれ以外の解釈のしようがない
推測であっても歴史的事実と認識せざるを得ない
そういうのの積み重ね
後者はそれらの天皇にはどこの誰と婚姻したかしか記録されていない
竹田恒泰氏によるとそれこそが功績であるという説
神武天皇が各地の豪族と話し合いによって日本を統一したこととその諸豪族とは婚姻関係を結んだことを考慮すると
欠史八代も婚姻での統一を続けたのが功績という推測
これも資料をそのまま読むとそれが間違いであると言うことはできない

私がここで指摘したかったのは「いずれかの天皇の男系子孫ではない人物が皇位を継ごうとした・継がせようとした・つぐかも知れない危機は何度かあったものの全て失敗した。」
「表向きの父とされる天皇ではない別の世代の天皇の皇子であると当時広く噂されていた人(崇徳天皇)が皇位を継いだ例はあっても、いずれかの天皇の男系子孫でない人物が皇位を継承したという噂も創作も残っていない」ということ
明らかに皇統の資格がない者の試みが尽く潰された記録はいくつも「ある」がそういう噂すら残って「いない」理由は
天皇の托卵された子の噂があってもその子が別の天皇の落胤である噂なら即位した例が「ある」、つまりそういう理由に限っては男系子孫による万世一系が保たれるので許されたとしか推測できないので
「男系継承による万世一系が絶対」であるというルールが最低限守るべきラインであるとしか推測できず
皇統の資格がない者が皇位につく謀略は全て記録を残して絶対にしてはいけないことだと後世に知らせ
仮にそういう噂が出たとしても記録に残さなかった、徹底的に潰した、日本人が自らそこまでの不敬を働こうという考えを持たなかった、などの可能性があり、実際にはどれが正解かは今の時点ではわかりようがない
現存する資料から「これ以外の推測は不可能」という場合と、「いくつかの可能性がある」場合とを分けただけなんだが?
歴史は資料の解読と推測の積み重ねなので、複数の可能性があるのに全て「創作」だと否定するのは乱暴
長年欠史八代は非実在と決め付けていたのと同類になってしまう