今現在、wikiで「主な問題点」として掲げられているのは次の2点です。

1 保護猫 譲渡時の虚偽申告疑惑
2 佐渡地域振興局健康福祉環境部のイメージを損ねるタイトル詐欺

根源的な問題として、真っ先に指摘すべきポイントは「動物虐待」であると私は思います。

上記2点の問題点を踏まえていうなら、常習的な動物虐待犯が行政に対して不実不正を行っている、ということになります。
さらに問題なのは、その虐待動画を世界中に発信しているという事実です。

動物虐待の定義はざっくり言うと、「動物の心身に肉体的な苦痛や精神的な苦痛を与える、すなわち、ストレス等を与えること」なのですが、
往々にして、飼い主の積極的なアクションのみが問題視されることが多いようです。
すなわち、有害なものを食べさせるとか、殴る蹴るといったアクションは傍目にも分かりやすいものです。

一方で、ネグレクトのような虐待は、動物に全く触れることなく成立します。
飼い主が必要なアクションを起こさず、無為に放置するだけで、「すべきことをやっていない」と見なされます。
そしてこれは「やってはいけないこと」と両立する虐待です。

直近の例でいうと、新入り子猫2匹を引き取った10/20(火)の動画において、引き取った子猫を先住動物と
無頓着に対面させています。これは「やってはいけないこと」です。その2匹の子猫を、原因不明で死んでしまった
先住子猫のケージに入れました。これは、「すべきことをやっていない」環境で「やってはいけない」ことをしている虐待です。

その翌日以降からの動画数本でも、先住動物と対峙させ怯える様子を笑いながら撮影して、公開しています。
それを見た人の多くは、彼らと同じように暢気に笑っていたかも知れませんが、動物愛護の理念と実践を正しく理解せず、
善悪の感覚が麻痺している人にしてみれば、一体それのどこが問題なのかを全く察知できませんから、
それが犯罪であることに気づくことはありません。