はゆゆ18歳の時代からこれ

私にとって大学1年生は、大学でひたすら単位を取得することと、この養成所機関に入るための資金を集めること、という2つの目的で成り立っていたように思います。

その後初めた、ホテルでの英語対応のバイト、以前連載記事でもお伝えしたイタリアンレストランでのバイト、 築地の魚屋さんでのバイト、
ちょっぴり撮影も含まれるナレーターのバイト。全ての環境は、養成所に入るための試練なんだと毎日意識し続け、その9割は貯金したのを覚えています♪

養成所への入所が決まった私は、その後稽古や、稽古の前準備、大学の講義、一人暮らし、そのためのバイトに追われていました。

 毎日3時間の睡眠で「稽古でいかに目立つか」を考え準備をしたり、「大学の学費以外は自分で稼ぐぞ!」と精を出し、初めてのことにチャレンジする毎日でした。

 結果前者では本稽古に加え、別枠の招待制稽古へ参加したり、後者では両親にいかに守られていたかを知ることができました。
きっと、この時初めて、今の境遇に感謝することを覚えたんだと思います。好きな事に向かって、時間を投資できるのは、全て恵まれているからなのかなって思えるようになりました。