お金は自分の価値を高める物の一つ
自己愛性人格障害の人は自分が特別な人間、優れている人間だと思い込んでいます。それを他人に分かり易く証明出来る物の一つに「お金」があります。

その為、自分の評価を高めるお金に対して強く執着し、自分よりもお金を持っている人を妬みます。

しかし自分を良く見せる為であれば高価な服やバッグ等にお金を使う事には躊躇いは無く、またターゲットにした人の気を引く為や取り巻きを自分の側に繋ぎ止めておく為に高価なプレゼントを贈る事もあります。

見栄を張る為に消費者金融等から借金をする場合もあります。

自己愛性人格障害の人はケチである
自己愛性人格障害の人はお金に執着している為、誰かと外食をした場合、自分が食べた分以外のお金を払いたくないと主張します。

逆に全額奢る場合も稀にありますが、数日後に一緒に食事をした人に対して「お金を返して欲しい」と言い始める事は珍しくありません。

返金を要求しない代わりに奢った事に対して感謝する事を何度も要求したり、奢った事を他人に自慢する事もあります。

飲み会等で割り勘になった場合「財布を忘れた」と嘘をついて他人に自分の分の支払いをさせ、後日その分のお金を返して欲しいと言っても「あの時に自分はお金を出した」とまた嘘をつく事もあります。

この様に、基本的に自分の為以外にはお金を使いたくはなく、もし他人の為にお金を使った場合は褒め称えられる事が当然であると考えます。