■肝臓の病気(肝炎・肝硬変・肝臓がん)になると食欲がなくなる原因

肝臓には主に代謝機能・解毒作用・消化という3つの機能があります。

「胆汁(たんじゅう)」は脂肪の消化吸収に必要な消化液です。

胆汁には、肝臓から送り出された脂質の消化吸収を助け、老廃物を流す働きがあります。

肝臓がもつ胆汁という消化液を作る機能がうまく働かず、胆汁がないと、食物中の脂肪を消化吸収できなくなり、食欲不振の原因となります。