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大阪市が紅こうじ対策本部会合 2万3千店舗で86万個販売

小林製薬の「紅こうじ」を使ったサプリメントを巡る健康被害で、本社のある大阪市は3日午前、横山英幸市長をトップとする対策本部の初会合を開いた。関連が疑われる死者が5人に上り、入院も約170人と影響が拡大する状況を踏まえ、対策を強化。会合では、同社に回収を命じた3商品について、129自治体の約2万3千店舗で約86万個が販売されている状況を確認した。

 横山氏は「被害相談が増え続け、ステージが変わってきた」と強調。市は保健所職員らによる専従チームを置き、健康被害状況の把握や原因調査を進める。