米財務省が16日発表した最新統計によれば、中国の米国債保有は9月に1年ぶりの大幅減少となり、保有残高は2009年半ば以来の低水準に落ち込んだ。中国の保有は外国勢では日本に次ぐ2位。

  それによれば、中国の保有残高は7781億ドル(約117兆2300億円)と、前月比273億ドル減った。減少は6カ月連続で、2年余りにわたり減少傾向が続いている

  日本の保有残高は285億ドル減の約1兆900億ドルと、3月以来の低水準となった。外国勢全体の保有残高は約1020億ドル減の約7兆6100億ドルと単月として今年最大の減少を記録した。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-17/S48NX1T0AFB401