手持ち株の運命を司るのは、運か、必然か。
それは時勢のトレンドを巡る資金のセクター移動。
だが、多くの含み民の運命を変えたのは、金利と呼ばれる、あの対価。
晩冬の躁鬱相場を耐え抜いた記憶が、今、含み民の脳裏に蘇る。
次回「終末金曜日」。
白驟雨の中で機関が微笑む。