四半期開示が企業の成長阻害、自社株買い規制の議論を−原氏一問一答
ttps://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-02-10/R70JCBT0AFBS01

>「新しい資本主義」を掲げる岸田文雄首相に助言し、「公益資本主義」を提唱する原丈人氏は7日のブルームバーグとのインタビューで、四半期開示の見直しや自社株買い規制について語った。

>中長期の視点で設備投資や商品開発、研究開発投資をやっていくことを日本人は忘れてしまった。そういうところに日本の経営者の大きな問題点がある。
デフレが長期間放置されていたら、民間企業が生き残るにはそうするしかなかった訳で…
これは日本の経営者の責任じゃないでしょ…
四半期開示を見直すと設備投資や商品開発、研究開発投資が増えるんだw

>自社株買いは資本主義の大原則に反している行為だ
この人の言う「資本主義の大原則」って一体何なのでしょうか?
「賃金は労働力に対する需要と供給で決まる」という資本主義の大原則に反した事を言ってる人が一体何を言っているのかと正直思う

>会社が株主のものだという考え方を入れた途端、米国の実体経済の中枢の会社が皆がたがたになってきて、ファンドの売り買いのおもちゃになってきた
へぇ〜米国の実体経済の中枢の会社って皆がたがたなんですねw
むしろ世界経済の覇権を握る勢いなんですが…

>公益資本主義による分配と成長というのはとても良い。社員の給料が上がると、もっと働こうという気になる。給料が上がる会社は業績が良くなる。
「先に給料を上げると業績がよくなる」ってのが真理なら、経営者もバカじゃないんだから、すでにどの会社もやっているはずでしょ…
こんな妄想を根拠に「とても良い」って脳内お花畑すぎる…

>配当金を若干減らすのが株主にとって損だと思うのは大きな間違い。必ず株価は上がる
>公益資本主義は株価を上げるのに最も強力なエンジンだ
これまでの人類の歴史で具体的にこれを実証する事例が全くないのですが…
理論面でも実証面でも証明されていない妄想に「必ず」とか「最も」とか言い切る人って…
これはもうカルト宗教でしょ…

>民間の設備投資で需要喚起できないとすれば、需要をどうやって増やすかということになると、政府がやるしかない。政府がしっかりと需要喚起する必要がある。政府支出とGDPは非常に強い相関関係を持っている
この部分はは理論的ですし実証もされている真っ当な経済学ですね
同意します

>普通の人たちが株を取引しているのと、スーパーコンピューターを使ってやっている人たちは、戦場でいうと歩兵対ミサイルを持った戦車だ。フェアという観点からは枠組みを変える必要があると思う
この部分には個人的には激しく同意しますw
ただし取引税をかけるのは市場の効率性が落ちるので大反対です

トンデモな脳内お花畑理論を提唱している一方、時々ちょっとはまともな事も言ってみたりするのでかえって厄介な人だなぁという印象あり

一言で言えば、この人の理論は「地獄への道は善意で舗装されている」という言葉がピッタリあてはまりますね