配当は法人段階での利益に対し1回課税されて
法人税を支払った後の税引後利益を原資として支払われる
さらに個人が配当を受け取った時点で2回目の課税がなされる
配当所得税は明らかな2重課税である

銀行からの借り入れでの資金調達ならば
支払い利息は損金算入され経費になるので
現状では株式発行による資金調達は
税制面で著しく不利な扱いになっている

配当課税のこれ以上の強化は
長期的には経済の衰退を招く

事業にはリスクが伴う
そのリスクを分散して多数の出資者から
リスクを伴う資本を提供してもらうことで
株式会社は成り立っている

株式会社の従業員が
安定して雇われているのも
安定して給与が支払われているのも
事業のリスクを負ってくれる株主がいるおかげである

その株主を敵視して重税を課そうという企てを強行すれば
事業のリスクを負ってくれる資本の提供が減り
スタートアップ企業は減り
経済は長期低迷し、賃金は下がり、雇用は失われ
国民は困窮する

岸田先生のおかげです
本当にありがとうございます