そもそもパラジウム供給のひっ迫は、
東南アジアをはじめとする新興国での自動車普及に伴い、
深刻な大気汚染が発生していることが原因です。

大気汚染にはガソリンを改質ガソリンにすること、
ないしは自動車のマフラーに有害物質を
除去するパラジウムを触媒として設置すること、
この2つが有用な対策であることが証明されています。

このうちマフラーにパラジウムを設置することが技術的
、コスト的に改質ガソリンよりも有効ですので、
パラジウムの需要が伸びているのです