アキュセラは新株を売りたいから

特に新しい情報はない

9:29

先読み作戦指令室=窪田製薬HD:有効な治療法のなかった新薬開発が進展
 窪田製薬ホールディングス<4596.T>をマークしたい。

網膜疾患治療剤の市場成長率平均6.3%と予想されている眼科領域の創薬ベンチャー。開発費が先行する業態のため、
19年12月期連結も営業損失は赤字が続く見通しだが、順調に新薬開発が進展している。
とくに期待されている新薬がエミクススタト塩酸塩。
18年11月に有効な治療法が確立されていないスターガルト病治療向けで第3相臨床試験を開始した。
さらに増殖糖尿病網膜症治療向けでは、これまでの外科的治療法と異なり、経口投与のため、
革新的な治療法となることが期待されており、現在は第2相。

このほか、白内障・老眼、糖尿病黄斑(おうはん)浮しゅ・ウェット型加齢黄斑変性向け治療剤候補の2つの化合物は前臨床、網
膜色素編成の遺伝子治療剤も前臨床。在宅・遠隔医療モニタリング機器(網膜疾患)は超小型量産機の開発に着手している。

株価は12月25日に235円まで押してから底入れ反転したが、昨年来高値784円(18年1月15日)から見て、
水準も低い。バイオ人気が続いていることも追い風になろう。

 新株予約権の行使促進のための株高意向もありそうだ。