>>984
あなたは「靴磨きの少年」の話をごぞんじでしょうか?ジョセフ・P・ケネディ(ケネディ大統領の父親)の有名な逸話です。

投資家として財をなしたケネディですが、1929年に起きた大暴落を予見し、事前に全てのポジションを手仕舞い損失を免れました。

彼が大暴落を予見したのは、ある靴磨き少年の一言です。「ここだけの話ですけど、この銘柄を買ったらすごく儲かるらしいですよ!」

靴を磨いてもらっていたケネディは、もっとも相場から縁遠い人々(一般大衆)が株の話をし始めていることに違和感を感じて、相場の天井を察したわけです。

ケネディはすぐに取って返し、所有する全銘柄を手仕舞いしたのです。大暴落が発生したのはその翌年(1929年)の10月24日でした。歴史でいう「世界恐慌」の発端です。