「さあお待ちかね。オムツの時間だ。」

セシリーを仰向けにさせ、上体を起こさせる隊長。
周囲に屈辱に染まった顔を見せる為に。

「…………」

まさか自分がこんなことをされるとは夢にも思わず、恥ずかしさに呼吸が荒くなり、自己嫌悪が沸き上がっていく。

まんぐり返しに近い体勢を一時的にさせられればクルー達が歓声をワザとらしく上げる。
下に敷かれたオムツの柔らかさに目元、口元をプルプルと震わせる。
異様に柔らかい質感に目を開く。

「……うっ、う…………」

「ひょー、すげえ。あのベラ様が赤ん坊扱いだよー!」

「クロスボーンの姫様も赤子帰りか……」

オムツをしていた時の記憶なんて全く忘れていたのに、何処か懐かしい気がする。
しかし現状は現状なので、それは決して良いものではなく、不快でしかなかった。

(この私が、こんな幼子みたいな……
情けない姿をさせられるなんて……)

視線に晒されるのが怖くて目を伏せるが、それすらも彼等のオカズになるのか相変わらずいくつものフラッシュが目障りに輝く。

「さあ、ベラ様の大事な所を包むぞ。お前ら、よーっく見ていろ。」

隊長は慣れた手つきでオムツの正面部分でセシリーの性器から下腹部までを包み込み、テープをしっかり貼る。
性器から会陰、そしてアナルまでを柔らかい不快感に包まれて少女は項垂れる。
隊長から顔を上げさせられると無数のフラッシュが焼き付くように彼女の美貌を捕らえる。

「どうだ、これがオムツと言うものだ。分かったか、ベラ様。」

「はい……」

彼女は力なく答えるばかり。