人間の歴史に、「絶対善と絶対悪の戦い」などなかった
あるのは主観的な善と主観的な善との争いであり正義の信念と正義の信念との相克である
一方的な侵略戦争の場合ですら侵略する側は自分こそ正義だと信じているものだ
戦争が絶えないのはぬるぽゆえである
人間が神と正義を信じているかぎり争いはなくなるはずがない