Xu氏
 今、グローバルで販売されたスマートフォンが13〜14億台あると言われています。
その大部分が中国、アメリカ、日本、ヨーロッパで使われていると言われています。
特に500ドル以上のスマートフォン市場というと、
ヨーロッパ、アメリカ、中国、日本に集中しています。
例えば、他の人口が多い国、インドやインドネシアといった地域では
ローエンドが主流になっているので、優先順位としてはハイエンド市場が先に来ます。

そして、数年前から我々は方向転換をしました。
4年前に社内で議論していたのは、中国市場で
ファーウェイは生き残れることができるかどうかということでした。
当時、サムスンが中国で1位で、シェアが30%でした。
それが今は2%になり、ファーウェイはのシェアが今、1位の25%になっています。

過去4年間、ヨーロッパに対しても投資を継続してきました。
その結果として、イタリア、スペイン、フィンランド、
ポーランド、オーストリアといった国では弊社の市場シェアがが1位となっています。
そのほとんどの国では20%を超えています。
今年、ヨーロッパでのスマートフォンの売上が
50億ドルを超えるのではないかと見込まれています。
ですので、中国市場に次いでヨーロッパ市場でも生き残ることができました。

日本に関しては、過去には主にタブレット製品であるとか、
固定系の端末を多く販売してきました。
スマートフォンは主にSIMフリーマーケットに主戦場を置いていました。
しかし、日本市場というのは戦略的に非常に重要な市場であると
我々も認識しています。

http://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/interview/1082484.html