元SMAP・稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の連載を掲載している「朝日新聞」が、ジャニーズ事務所から“現場出禁”処分を受けたのではないかと、マスコミ関係者が騒然となっているという。

 「朝日新聞」といえば、SMAP解散騒動時に、ジャニーズ本体ではなく、ファンの気持ちに沿った記事を多数掲載してきた媒体として知られる。グループ解散時には、別冊紙「be」にて、ビクターエンタテインメントのSMAP担当プロデューサー・見上浩司氏のインタビューを掲載。
「いつの日か、5人がまた集まって歌いたいと思う日が来る。そう信じ、準備はいつでもしておくつもりだ」という見上氏の言葉に、多くのSMAPファンは感動の涙を流していた。

「そして4月からは、稲垣らの月一連載『地図を広げて』がスタート。初回には稲垣、今月12日付の第2回には香取がそれぞれ登場しています。香取は映画『クソ野郎と美しき世界』の反響や、ジャニーズ退所後の心境の変化、そして3人の絆についても言及しています。
『朝日新聞』は、ジャニーズの手前3人を締め出したテレビ各局に対し、3人を応援するスタンスを取っていると見えます」(芸能記者)

 しかし、3人の活動を快く思っていないジャニーズサイドは、ここにきて「朝日新聞」に、こんな“圧力”をかけてきたという。

「同紙が3人の連載をスタートした時期から、ジャニーズタレントの出席する会見やイベントの案内FAXが、一切届かなくなったというんです。
確かに、芸能プロダクションが、自社の意にそぐわない記事を掲載した週刊誌やスポーツ紙に対し、ペナルティとして案内FAXの送付を取りやめることはありますが……“全国紙”に対して現場出禁を科したなんて話は、聞いたことがありませんよ。
現場は『横暴かつ陰湿な圧力だ!』と怒り心頭です」(朝日グループ関係者)

 ジャニーズと親しい週刊誌やスポーツ紙では、ジャニーズ担当記者が3人の取材をすること自体、禁止となっているとされる。
また、ジャニーズタレントと同じページに、3人の記事を掲載してはならないなど、ジャニーズサイドの意向を汲んだ編集方針が採られているそうだ。