【SMAP元マネージャー設立の事務所カレン、中国系企業との資本提携は解消していた】
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CULENと、3人との関係は非常に密接です。マスコミ各社に送付した文書によると「単なるタレントとエージェントとの関係を超えて、クリエイティブ面におけるイコール・パートナー」として、3人の活動を支えていくと書かれています。
一体どのような企業なのでしょうか。

窓口の弁護士事務所や、法人登記によると会社設立は昨年7月。現在の代表はSMAPの元マネジャー、飯島三智氏が務めています。
SMAPを育てた立役者と3人が、新会社で「合流」して飛躍を目指していく形になります。
ただ、飯島氏が代表についたのは昨年12月下旬になってから。会社設立から約半年は、別の男性が代表を務めていました。
この男性について取材をすると、免税店大手「ラオックス」の社員であることが分かりました。

ラオックスは、東京・秋葉原の顔とも言われた家電量販店でした。2009年には中国の大手家電量販「蘇寧電器」の傘下に入り、外国人観光客向けの免税店を展開しています。
それがなぜ、3人の所属事務所を設立することになったのでしょうか。

ラオックスの広報担当者は「(体験にお金を使う)コト消費に取り組む戦略の中で、エンタメ事業の展開を目指しています。そこで提携を検討し、会社設立時に出資しました」と説明します。
確かにラオックスは中期経営計画で、「爆買い」の減少を受け、外国人観光客をターゲットにしたエンターテインメントや飲食事業への進出を掲げています。

ただ、担当者は「その後CULENと協議して、資本関係が無くても目的は達成できると判断したため、資本関係を解消しました。社員も現在は送り込んでいません」と説明します。