ある日、飯島は勘違いをします。

建てた城を『自分のもの』だと思ってしまうのです。

自分の土地でもない、自分の資材でもない、ただ『建てた』という事実がとてもえらいことのように思ってしまうのです。

もちろん、土地の所有者のジャニーズさん一家は黙っていません。当たり前です。それは飯島のものではないからです。もちろん、功績は大きいかもしれませんが、それは給料を貰って建てた他人の城なのです。

自分の思い通りにならなかった飯島は若い5人衆を連れて別の城を立てようとします。その時、飯島を母のように慕う人は彼女についていき、
飯島のやり方に疑問を持っていた人はついていくのをやめました。また流れでついていこうと思った人もいました。
この決定に誰も意見は言えません。5人全員で行くべきだという人は多くいるかもしれませんが、長年、飯島のやり方に納得がいっていない人からすれば
『なぜついていかなければならないのか』と思うのは当然です。さらに彼女が『勘違い』をしていて『何様のつもりか』
という意見になっている人が周りに多くいたのも事実です。

結局、全員が『自分のことしか考えなかった』というのが今回の原因です。
・自分の立身出世や保身が大切だったマネージャー
・新しい城をつくるのに飯島と一緒になるのは嫌だった、反対した1人のメンバー
・その一人のメンバーの気持ちを考えずにいた、4人のメンバー
・そして4人の中で、反対した一人のメンバーの気持ちを特に考えず、『なぜこっちにこないのか』と激怒して、『もうやってられない』とさじを投げた1人のメンバー
5人衆を応援してくれている多くの応援者のことを少しでも『話し合う』ことができれば、結論は変わっていたかもしれません。