ホストA「定時上がりとかさせちゃ駄目っしょ。遅刻してきた分はきっちり残業させて減給しないと」
ホストA「派遣ってバカだからさぁ、ちょっと金持たせとくとすぐプチボ3連の台に飛びついちゃうからね」
ホストB「いや〜ほんと、派遣は社員扱いしちゃ駄目っすね。バイトリーダーか何かだと思って躾けないとね」
ホストB「あいつもそれで喜んでるわけだし。首切るぞって脅せばまず大抵は黙りますもんね」
ホストA「けっ、ちょっと油断すると、すぐ付け上がって正社員になりたいとか言いだすからさぁ、甘やかすの禁物よ?」
ホストA「ったく、テメェみてぇな派遣が、10年後も同じ職にいられっかってぇの。身の程弁えろってんだ。なぁ?」
ホストB「有給申請するときがさぁ、ほんとウザいっすよね。その辺ショウさん上手いから羨ましいっすよ。俺も見習わないと…お?」
さやか「ねえ、その人のこと聞かせてよ」
ホストA「はい?」
さやか「今あんた達が話してた派遣のこと、もっとよく聞かせてよ」
ホストB「…お嬢ちゃんグッド◯ィル?日雇いは良くないぞ」
さやか「その人、年次更新が大事で、社会保険に入りたくて頑張ってたんでしょ?あんたにもそれが分かってたんでしょ?」
さやか「なのにアルバイトと同じなの?お疲れ様ですって言わないの?役に立たなきゃ捨てちゃうの?」
ホストA「何こいつ、派遣切り?」
ホストB「い、いや…」
さやか「ねえ、労働基準法って守る価値あるの?あたし何の為に働いてたの?教えてよ。今すぐあんたが教えてよ。でないとあたし…」