みてりうへもあぬもねはたれか耐久性に関しては、現状はDVDのほうが優れています。
DVDは読み取る光の波長が長く、読み取りスポットが大きいため、少しの傷があってもエラーを起こしにくいのです。
ブルーレイディスクは読み取る光の波長が短く、読み取りスポットが小さいため、少しでも傷があると、
映像を再生する際に影響を受けやすくなります。
ただし、光ディスクとしての物理的な特徴は、ブルーレイディスクもDVDもあまり差がありません。
そのため、書き込み専用の光ディスクの寿命は、ブルーレイディスクとDVDのどちらも10〜100年とされています。
ちなみに、磁気テープやアナログレコードのように、再生回数によってデータの品質が落ちることはないため、理論上は
半永久的にデータ保存が可能です。

ブルーレイディスク(BD)やDVDは光で読み取るため、記録データが劣化しないとはいえ、物理的な破損や汚損で
データが読み取れなくなる可能性があります。また、数十年単位での保管を想定しているのであれば、
ディスクメディアの形式に移り変わりが生じて、再生機器の入手や確保が難しくなることも想定できます。
本当に大切なデータを末永く残したいのであれば、別のディスクにバックアップを取っておくと安心です。
先の長い話にはなりますが、将来的に新しい記録媒体の普及があるかもしれません。

パソコン上のデータを記録する媒体では、新しい記憶媒体の普及により、従来の記憶媒体に保存されたデータの
再現が難しくなりました。十数年前まで主流だった「フロッピーディスク」や「MO」などは、いまや記録や再生が可能な
ドライブが少なくなってしまいました。大事なデータを保存しているものの、読み出すことができなくなり、困っている方
も多いのではないでしょうか。
ブルーレイディスクやDVDも、数十年後には旧式の記録媒体になっている可能性も0ではありません。
ブルーレイディスクやDVDの取り扱いができるうちに、新たな形式のメディアに書き換えを済ませておくことをおすすめします。