中でも印象的だったのが、教え子が自衛隊員になったという教員の報告。迷彩服で職員室にやってきたその子が「先生たち今、後輩に進路指導していると思うけれど自衛隊は勧めないでください」と一言言って敬礼して出ていったと。経済的に進学が難しく、自衛隊という進路を選んだといいます。災害救助で力を発揮する自衛隊の姿はありがたいのですが、いまや米軍と一体になって戦闘訓練をさせられている今の自衛隊の中で、いじめや暴力が頻発しているという背景を知ると…その子の胸中を思い、周囲の代議員の皆さんからすすり泣く声が聞こえました。間違ってもこの子たちが戦闘行為に駆り出されないような平和を構築しなくてはと、思いを強くしました。