0951右や左の名無し様
2023/01/21(土) 13:29:10.97ID:r1LlGXDo0本項では施条銃身を持つエアライフル版の鋭和3B(えいわスリービー。3-Bとも)についても併せて記載する。
統一教会は1950年代より将来の韓国軍への供給も見据えた銃器の独自製造に乗りだし、1958年から1959年頃に鋭和散弾銃(Yewha Shotgun)という空気銃を製造する企業を設立した。鋭和散弾銃は1995年に統一重工業(Tongil Heavy Industries)、2005年にS&Tダイナミクス社に社名変更を行い、2017年現在も韓国陸軍にブローニングM2重機関銃のライセンス生産品であるK6重機関銃を供給している。なお、製造元を「統一産業(Tongil Industries)」とする場合もあるが[2][3]、統一グループ内には1988年にJin Heung Machinery Co. Ltd.を前身として2008年より同社名に改称した統一産業会社(英語版)という銃器部門とは別の工作機械製造部門が存在している事に留意されたい。
1966年、鋭和散弾銃はソウル特別市に程近い九里市水沢洞(スウェーデン語版)に空気銃部門を設立し、社名を鋭和散弾銃&エアライフルに改称。1969年までの間にM1ガーランド及びM1カービンに外見が酷似したポンプ式空気銃を統一(トンイル)ブランドで発売、北米への輸出も行っていた[4]。鋭和BBBはこの統一MT1及び統一CT2[5]の後継モデルとして企画された空気銃である[4]。なお、鋭和の空気銃事業には映画『インチョン!』の製作総指揮に名を連ねた事で知られる国際勝共連合の石井光治(いしい みつはる)が中心人物として関わっていた[4]。