新たなSNSの誕生を!

一か月ほど前に紅白歌合戦がNHKで放送されました。
桜井個人としては、松平健の『マツケンサンバ』に期待しており、
その部分がどうなるか?だけに興味が集中していたのですが…。
しかし、全体として史上最悪の視聴率の紅白として記憶されることになりました。
といっても年末に30%を超える化け物番組であることは変わりがないと思います。

ところが番組演出について非難する声はあまり聞かれないという不思議な現象も起こっているのです。
個々の歌い手さんの演出をみると、非常に興味深いものに仕上がっている、
或いは歌い手さんの魅力を十分に引き出しているという、高評価の声ばかりが聞こえています。
にもかかわらず、視聴率は史上最低…これは一体どういうことなのでしょうか?

一言でいえば、NHKの誤算です。
彼らは、もはやテレビという存在が若年層に受け入れられていない、という現実を直視出来ないでいるのです。
過去に例がないほど、若者に媚びた出演歌手の配分になっていると言われ、
7割がポップスまたはそれに類する歌手、3割が演歌歌手になっていたそうです。
これが過ちの元であると桜井は断言します。

つまり、番組全体としては、若者に寄った番組構成であることは明らかですが、
その若者が見ないNHKにおいて、本来媚びるべきは紅白を見続ける熟年層なのです。
だからこそ、評価が高かった紅白が、視聴率では惨敗を喫するという意味不明の結果に終わったのです。
いっそのこと、番組出演歌手の7割を演歌歌手にして懐メロでも流した方が高視聴率を採れたかも知れません。
https://requ.ameba.jp/products/78098

この続きは有料です
購入するとすぐにお楽しみいただけます
あと950文字 / 画像1枚