オミクロン株が「救世主」に? そろそろコロナ終焉に備える時か
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/68044

パンデミックは約2年で終わってきたという事実

オミクロン株はCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)パンデミックを終わらせるかもしれない。
「感染力が高く、かつ重症度の低い株」、すなわち「多くが罹患し、しかし重症化しない株」が重症度の高い株を駆逐するパターンが多かったと言われている。
たとえばスペインインフルエンザは世界中に広まったあと、毎年現れる弱いインフルエンザへと変わっていった。

すると、現在、脅威とされているオミクロン株に関しても、こんな見方ができるはずだ。この株は「感染力が高く、症状は軽い」と言われている。
南アフリカ国立伝染病研究所のゴットベルク医師は、
世界保健機関(WHO)主催の12月2日のオンライン記者会見で
「オミクロン株の再感染やワクチン接種者の感染による症状は軽度だ」と述べ「ブレークスルー感染で重症化しない」としている。
もしこの株が重い症状を持つ株を駆逐すれば、COVID-19は、毎年現れる弱いインフルエンザへと変わっていく可能性があるのではないか